あの日から私の心は
色を失ってしまったの
「人なんか信じない。」
――――…また裏切られるから
「運命なんか信じない。」
―――…幸せになんかなれないから
「永遠なんか信じない。」
――…いつかは【終わり】が来るから
『大丈夫だから…』
『…怯えないで?』
あなたはそう言って
私に手を差しのべた
―――…それはとても大きくて…
―――――…とても温かい手だった
モノクロな心♀華美
×
カラフルな心♂龍夜
私の頬に涙が伝う…。
あの日から私の心は白黒だった。
誰も色をつけてはくれなかった。
そんな私の前に現れたのは…
鮮やかな色の心の持ち主だった…