一通の文が二人のときを繋いでゆく。桜の下で今、時空を越えたもう一つの誠の物語が語られる────
花なら桜
人なら武士―――
花は桜の花が
最も美しく
人は桜の散りぎわの様に
死にぎわの潔い武士が
最も美しい
たとえ生きた時代は
違っても
私は愛しています
あなただけを
永遠に────