あなたはあたしを置いてゆきました。指に光った指輪を置いて。
「他のやつが好きでもいいよ」
「なんでぇ??あたし浮気してるんだよ!?」
「それでも、好きだから…仕方ないだろ??」
「ッ―――大好きだよッ慶太!!」
あたし達、うまく行くはずだったのにね。
もういない君の後ろ姿と笑顔が、頭から離れないよ。