映り、ささやき、拡がる、確かな世界


僕等がすむ世界は、逢いし、愛され、時に沈む。

けれど、底でたたずむ微かなひと時

渦巻く願望を除きながら、その一瞬を静華に待ち続ける。


個無いと知りながらも今も待ち続ける。