黒木
流れるもの
宣伝文や表紙に「涙があふれてきます」と作者が書いてあるので、それなりに書ける方なのかなと期待して読み始めたのですが、僕にとっては残念な結果となりました。
まず、文が稚拙すぎます。これで涙を流せるのは作者だけではないのかと思えるのですが、感動の言葉を頂いているらしいので世には優しい人がいるのだなと感心しました。日記としては何をどう書こうが気にならないのですが、これを小説、若しくは人に読ませる文として書いているのであれば完成度が低すぎるように思えます。
描写であったり構成であったり、読み物として推敲されているのかどうか疑問に感じました。
この作品が、他人の書いたものとして読んでも作者は涙を流せるのでしょうか。まずは作品を客観的に読むことから始めるべきかと思います。
以上です。失礼します。