「好きだ。」
この言葉をどれだけ待っただろう。
「バカ。遅いよ。」
中学生の私には高校生のあんたは遠かったんだよ。
だからもう、離さないで。
「俺が守ってやる。お前は隣で笑ってればいい」
「約束だよ? 好きだから。」