窓越しのそら。

作者藍璃

空のせかいは、このせまいちっぽけな空間だけだった。毎日ただ、闘って、闘って、闘って。

小さい頃から、

空の世界は病室の中でした。


ただただ、

病気と闘う毎日。

闘って、闘って、闘い続けて。


何のために生きているのだろう?


そんな空に、

笑うこと。

恋すること。

愛すること。

切ない思い。

人の幸せを

願うこと。

君の笑顔を

願うこと。


1人のオトコノコが

教えてくれました。


だから、


「生きたい」


心からそう、




願いました。