「雨の日しか…君に会えないんだ…」





ある雨の日に出会った不思議な少年は



いつもどこか寂しげで



側にいるのに消えてしまいそうだった




私は




名前しか知らない貴方に


いつしか恋をしていて




たとえこの先



明るい未来が待っていなくとも





「彼を守りたい」






そう思ったの………