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ホラーかと思ったら…最初、ホラーかと思っていました。駆けても駆けても辿り着いてしまう墓標や、追いかけてくる手、骸骨…。不気味な描写が続き、ドキドキしながら読み進めていきました。でも、最後に明かされた墓標の正体…。叶えられなかった約束…。けれど、それは形をかえて果たされた…。胸が切なくなりました。短いけれど、読後感の良い作品です。