幼馴染だった僕とつばさは少年時代、
森の中の湖で二十年後、再びここで会おう
と約束する。
つばさは都会の学校に転校し、僕とつばさ
は離ればなれになる。
高校生になった僕の田舎の学校につばさ
は帰ってくる。つばさはクラスメイトにい
じめられ、それでも、僕は何もできない。
大人になった僕はつばさに会いに行くが、
彼女はすっかり心を閉ざし、人生に対して希望を
見いだせないでいた。
つばさが死ぬ。
天国に行ったつばさは現世での記憶がない。
そこで不思議な動物や植物、現象と遭遇していく
うちに、つばさを追って自殺した僕に再会する。
僕とつばさは生き返るために旅に出る
ぼうけん=僕とつばさの子供時代
しろ=つばさが死んだ後の天国
ぼく=僕の人生
わたし=つばさの生前