初めての男

作者かおる

人が人に魅かれる そして恋愛になる 大人になればなるほど恋愛には障害がふえていくような気がします そんな大人が 恋愛に向っていきました そんな話です

主人公のツカサは

30代後半の既婚者


配偶者との仲は

すでに冷えきっている


ある雪のふる冬の夜

なじみのBARのドアを開いたツカサに

運命的な出会いが待っていた


ツカサが

初めてといえるほどの

情熱をそそぐことになる男が

カウンターの奥に座っていた


男の名は

レイジ


ふたりにとって

遅すぎる

出会い


だが

ふたりの情熱は止まることを知らない


行き着く先は

悲劇だとしても…