隣には『人喰い』が住んでいる。
子供の頃に入り込んだその庭で、一度だけ『彼』に出会った。
それからそこには行っていない。
そして、今。
同じ場所で『彼』に会っている。
自分はすっかり大人になったのに、『彼』は時が止まったままだった。
それは不思議な程自然に受け止められた。
だって、『彼』は『人喰い』だから。
注:内容の一部にBL(ボーイズラブ)的表現を含みます。苦手な方はご遠慮ください。
カテゴリ「恋愛」になっていますが、恋愛はかなり薄い…と思います。どこに入れるか悩んだ揚句なのです、ごめんなさい…。