今年の七夕も私は彼へ手紙を書きます
大好きだった彼、ずっと一緒だと思っていました
彼を失うなんて、疑いもしなかった
もう、優しく撫でてくれた大きな手に触れることも、話すことも逢うことも許されない
それならば…
手紙なら、届けば彼が読んでくれる
七夕だからきっと願いを叶えてくれる
もう私は別の幸せを手にしているけれど…
でも、
彼が旅立った7月7日…
この日だけは、彼を、彼との愛を
思い出すことを許して…