unfinish-この想い、いつか君に-

作者ユサ




「あたし、貴方嫌いみたい」


×


「自分に正直になれない奴に言われる筋合いはない」


×


「へぇ。キミの名前、覚えてあげるよ」






忘れたくて、忘れたくて…


前に進みたくて…




それなのにあたしは

あなたを忘れない




どんなに忘れたくても…

あたしはあなたを忘れられない



多分、あたしの心は

あなたで出来てるみたい











―でも、

そんな想いを

変えてくれたのは貴方でした。




―そんな、

あたしの背中を

押してくれたのは彼でした。