藤井 蛍

届いて欲しかった彼からのメール
大切な人を亡くした深い悲しみ。彼から送られることのなかったメールの存在。
それらの情景を、短いページ数の中で、淡々と、でも切々と紡がれている、深い作品になっています。
後悔しないように、今を大切に生きて欲しい。
今つたえたいことは今伝えるべきことかも知れない。
私たちが明日もあると信じてつい先伸ばしにしてしまう『今』をもっと大切だと受け止めていくべきだと思わされるお話です。

切なくとも優しさを感じられる作品をありがとうございました。