恋をすることが怖かった


こんなあたしが


恋をする資格があるのかさえ分からなかった




過去は



つかんだあたしの首を



未だに締め続けていた





恋なんて要らない


また苦しむなら


しない方がずっと楽



そう思い続けていたあたしは



温かい手を差しのべてくれた君さえも


傷つけた


だけど



君の温かさを知った今,




もう




君が居ない頃のあたしには戻れない



気持ちが,戻らない