「いつもの桜の木の下に。」

作者AROMA

桜が舞ったその下には、きみがいる。私、今から逢いに行くから。純愛ッて、きッときみのこと言うんだよ。

 


いつでもきみはそこにいて。


 


 

いつでも


きみは微笑んでいた。


 


 


あんなにも桜が似合うひとは見たことがなくて。


 


 


いつでも私はそこに行って。


 


 


いつでも


きみに怒ってた。


 


 

苦い、珈琲。


甘い、ココア。


 


ねぇ?


きみが言った通り。


 


 


 


当たり前にそこにあるわけじゃないよね。


 


 


white。


 

cherry。


 

blossom。


 


 


 


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