シアワセへの処方せん

作者奏響

彼女のためならこの命だって惜しくない。


彼女の喜ぶ姿を見られるならこの体だって犠牲にできる。


「この薬でシアワセが手に入りますよ」


そう囁いたのは天使か悪魔か…