ひとつの恋が終わるとき [完]

作者椎野咲耶

運命のひとだと思った。
あなたと出会った瞬間に、私は信じてた。
あなたと、ずっと一緒にいられると信じていた。
それなのに、どうしてなの…





運命のひとだと思った


あなたに出会ったあの瞬間に

私は、信じてた



あなたと

ずっと

一緒にいられると…


信じてたの




それなのに


どうして…


どうしてなの…