みふう
本当の兄妹愛
兄を異性として愛する妹。
実は兄も妹のことを想っていて、
という展開だと思っていました。
しかし、予想は見事に裏切られました。
勿論、いい意味で。
最後の方に出てくる、
「恋愛感情を持つなんて、浅はかだった」
この言葉、かなりインパクトがあり、
この一文がこの物語の全てではと思うほど、
胸打たれるものがありました。
30ページほどの短編で読みやすく、
文章力も安定しており、
未来の可能性も感じます。
是非、作者様の長編も読んでみたいなと思っております。
これからも頑張って下さい。