4.5の気持ちですが、ここは涙を飲んで……(T_T)
ええと、まずは完結おめでとうございます。
祈ちゃんと一緒に苦しかった、にがかった気持ちにやっと一段落がつきました。

にがくて苦しい時間でしたが、後味はとても甘い。
本当にキャラメル・シェイクなお話でした(#^.^#)

惜しむらくはあとがきでも書かれていましたが、前半が祈ちゃんの気持ち有りきのあまり重すぎること。
後半の個性的で楽しいお友達たちのエピソードを交えて、少し息継ぎできる時間があれば、こんなに息切れせずに読めたのにと思います。
↑あ、これ私もよく言われます(T_T)

それと双子の結空ちゃんの存在理由が活かしきれなかったかな？
せっかくの姉妹、もっと活躍が見たかったです。

あとは戸惑いの表現が、祈ちゃんでも音々ちゃんも樹くんも、ほとんど一緒なところ。
ひとりひとりに個性のある戸惑い方を出せれば、もっとキャラクターに色がつくと思いました。

樹くんのネタバレを最後の告白で読みたかったかな？
あそこだけ視点を変えなくても、筆者さまなら書けると思いますよ。

切なく苦いけれど、それでも一生懸命な恋。
伝わりました。