見えない気持ち【完結】

作者夕日すずみ

大学4年。人生の分岐点。「人なんて他人が考えていることなんて一生わからない」という翔子の言葉が心に深く突き刺さる。それぞれが痛みを抱え進んでいく切ない恋の話。

何かを得ることは何かを失うこと…。


いったい何を得て何を失ったのだろう。


いつだって間違った選択ばかり。




「結局、人は他人が考えていることなんて一生わからない」という翔子の言葉が心に深く突き刺さる。


それは当たり前のことなのに、酷く悲しい言葉に思える。


それは親友だろうが、好きな人だろうが変わらないこと…。




好きだという気持ちが素直に伝えられたら……。