大学4年。人生の分岐点。「人なんて他人が考えていることなんて一生わからない」という翔子の言葉が心に深く突き刺さる。それぞれが痛みを抱え進んでいく切ない恋の話。
何かを得ることは何かを失うこと…。
いったい何を得て何を失ったのだろう。
いつだって間違った選択ばかり。
「結局、人は他人が考えていることなんて一生わからない」という翔子の言葉が心に深く突き刺さる。
それは当たり前のことなのに、酷く悲しい言葉に思える。
それは親友だろうが、好きな人だろうが変わらないこと…。
好きだという気持ちが素直に伝えられたら……。