先輩の背中

作者笑加

高校の入学式当日の朝。


私は先輩と出会った―・・・。


高校に入ったらしてみたいこと。

『恋』

でもただの『恋』じゃなくて・・・


とびっきりの

   『甘い恋』



でも高校に入って初めてした恋は

そんなに『甘い』ものじゃなかった。


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「先輩の寝顔って子供みたいですね」


「悪い・・?」


「悪い・・ですよ。私まで眠くなりますもん」


「じゃぁ寝れば・・・?」


「・・・・・背中、かして下さい」