君は僕の存在理由【完】

作者晴希

恋にあまり縁のなかった、普通の女子。そんな子が初恋、失恋、友情、人の死を体験して、初めて知った。大切な人の存在理由を…感動できる小説です。

気付いたら…

君のこと好きになってた…

これが“好き”っていう

感情なのかなぁって…


“好き”って…


たったの2文字の

簡単そうな、

言葉だけど…


どんどん好きに

なっていく…

“好き”っていう

君の存在は、

そんな簡単な

ものじゃなかった…


だって…

君がいなくなったとき…

君の存在が本当に

大切だったんだって…

ほら、気付く。


でも…

気付いたときには

もう遅くて…

手の届かない所に

いたりする。


だから…

大切な君の存在が…

こんなにも近くにあることが何より嬉しい。

君の存在が明日の僕の存在になるって信じてる。


ねぇ…

だから…

そばにいて?