ありがとう。こんな私を好きになってくれて―甲輝と一緒に甲子園を目指せて嬉しかったで。
「俺が甲子園に連れてったる」
そういった君の瞳は
輝いていた
「一緒に行くねんで。甲子園」
ありがとうな
本間にありがとう
私は絶対に
君を忘れへんで――――