高校球児に恋をした。

作者今村 みゅ

ありがとう。こんな私を好きになってくれて―甲輝と一緒に甲子園を目指せて嬉しかったで。

「俺が甲子園に連れてったる」



  そういった君の瞳は




   輝いていた



「一緒に行くねんで。甲子園」



   ありがとうな




  本間にありがとう



    私は絶対に


 君を忘れへんで――――