その声で君を教えて

作者みいな

駅のホームで出会った「彼」の鋭い目に映るのは、「さみしさ」でした。彼の初恋の人は、ただの嘘つき女でした。



「最低な男にしてくれよ。」



白く染まる吐息のように

それは儚い恋でした。