たった1秒の記憶。

作者猫ろじー

ある一人の『天才』と、『ボス』が出逢うことで、物語は始まった。
「お前といると安心できるのは何でだろうな」
不器用に人を愛する者達のお話。





「お前の頭、利用させてもらう」




それは誰かの呟き。




「たぶん君には俺たちの力が必要だと思うんだけど」




笑っていたのは誰だったか。







「……利用される以外の意味が欲しい」




それはいつかの。


綺麗な記憶。