浦沢チルハ

甘美な【朱毒】を味わえました
ありきたりの甘々《苺》が溢れる中でひときわ異質な《苺》。
読むに連れて、作品に出てきた様な真っ赤に熟した大粒の苺を口いっぱいに頬張り、唇の端から滴る苺の滴を指で掬い上げたくなりました。
読み進める事に口の中に様々な《苺》を楽しみ味わっている気分になり、その一粒づつがすっぱかったり苦かったように思いましたが、とても素敵な短編作品だと感じました。

下手なレビューで申し訳ありません。
でも読者の方々、一度は味わう価値は十分ありますよ?