こびりついた君の声が今日も脳裏に響く。俺は他の女を抱き終えた後、後悔混じりに君の名を呼んだ-「愛してるのは、お前だけ」
- 僕 等 だ っ て 純 愛 希 望 者 -
愛して、壊して、愛して
君の優しさに甘えて
君の温もりに縋って
君の口づけに酔って
それでも、俺は、
君を傷つけていたのかな?
君が欲しくて仕方なかった
俺
だ
け
愛
し
て
よ
―恋愛短編オムニバス―