秘密なプリンセス

作者亜紅亜

高校生になったら自然と彼氏ができて毎日輝いてるような生活がやってくる。




・・・なんて高校に入る前に描いていた夢物語。




けど現実はそんな簡単に自分の描いているシナリオどおりにことは進んでいかない。






「学校なんてダイナマイトで吹き飛んでしまえばいいのに・・・。」




唯一私のお気に入りの場所でそう呟いた私の目の前に・・・




「青春をこんなにも楽しんでいない女子高生って少なくともこの学校でお前ぐらいなんじゃない?」





そういいながら






あなたは土足のまま現れた。