あなたの幸せは何ですか?それは自分の命に代えても、守りたいものですか?
――…幸せになるために、人間になったんです!
ある日、静華(♂)が出会ったのは、桜の精の少女だった。
静華は少女に『小春』という名前を与えた。
恋になんて落ちては、いけないと知っているのに…。
2人は次第に惹かれ合っていく…。
しかし、小春には秘密があり、2人の想いは…運命に惜しくも引き離されていくのだった…。
――…私、静華さんと出会えて、良かったです。
――…私、幸せでしたよ。
――…さようならです。