何もかも諦めて、上辺だけで生きていた私の前に、貴方が現れました―…。絶対的独裁者な不良少年と、普通の女の子の切ない恋の物語。

諦めることには慣れた。


捨てられることにも慣れた。


一人で居ることにも慣れた。



でも、貴方は私にこういうのです。



「…―来いよ。」





気まぐれに手を差し伸べては弄ぶ。



嗚呼なんて残酷で愛おしい貴方。





例えば


猛毒の様に甘く


麻薬の様に依存性のある貴方




絶対君宣言