愛のない家庭。
そこで私は
愛を知らないで育った。
私は
人の愛に触れたことがない。
だから
愛がどういうものかなんて知らない。
分からない。
分からな・・・・・かった。
貴方に
出会うまでは。
世間一般から見たら、
私たちはまだ子供で、
「子供のくせに愛を知った風にするな。」
って言われるかもしれない。
それでも、
愛に飢えていた私に
“ 愛 ”を教えてくれたあなたは
私を
ちゃんと理解してくれる
私の
たった一人の
かけがえのない
大切な人。
――――ねぇ
聞こえる?
私はもう
ちゃんと
愛の意味を知って
歩き始めてるよ―――――
※この物語は実話を少しだけ元にしたフィクションです。
実際の人物名・団体名とは一切関係ありません。