もしもこの糸が一億光年先まで繋がっていたなら

作者美雨

『出会ってくれて、ありがとう』―この恋は叶いますか…




ねぇ、神様。


これは運命ですか?

もし運命じゃないというなら

私はあなたの存在を信じません




恋に終わりがある事など

わかっていたはずなのに


こんなに好きになるなんて

思わなかったの


あんな男に本気になるなんて





「一光年は、約9兆5000億㎞」



「じゃあ一億光年は?」






切なく、甘い、恋。



君と私の不思議な糸。





『出会ってくれて、ありがとう』