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雪白りんご
2021年10月24日
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俺は、君を救う存在でありたかった。
神様 嫌いにならないで
/藤乃 早雪
自他ともに認める遊び人の楠証真は転校先で、男だが学校イチ美人と言われる宮中誓久に興味を持つ。 ところが誓久には『楠木神社の神の花嫁を務める人柱(狐憑き)であり、男との接触は原則禁止』という秘密があった。 図らずしも互いの孤独を埋め合う関係となった二人。証真はオカルト好きの友人の力を借り、誓久をお役目から解放しようとするも、宮中家の闇は根深いようで――。
文芸
完結 42ページ
胸がまた、きゅっと収縮した。自分がどんなに傷つくことになっても、この子の望む通りにしてやりたいと証真は思うのだった。
25ページより
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