東京の難関大学であるT大学理学部化学科に通う1年生、駒込 陸(こまごめ りく)。
ある日突然、元陸軍幹部候補生だった舞黒 陸(まいぐろ りく)の頃の記憶を思い出す。彼は寮生活での仲間の裏切りにより、人間関係に憶病になっていた。
駒込は小さな勇気を出し、初めて踏み入れた大学キャンパスの学食で、とある人に強引にサバゲ―部に入部させられる。真夏の新入生歓迎サバゲーに参加すると、そこにはキャラの濃い、後に尊敬対象になるOBの方々や上級生達が、愛銃を手に待ち構えていた。理系化学科大学生がサバゲ―部に入ったときの独特な思考回路を踏まえつつ、新たな仲間との絆を築き、大人へと少しずつ成長していく物語。
【主な登場人物】
主人公(私) 駒込陸(男)(中の人は舞黒陸)T大学理学部化学科1年生。
茶々丸(ちゃちゃまる)。茶色と黒色の迷彩柄の猫。
1年生(同期生達)
スナ(男)T大学理学部応用物理学科1年。スナイパーライフルを愛用。
ヤン(女)T大学理学部化学科1年。サバゲ―部唯一の女子学生。愛嬌ある天然。飴等甘い物が好き。
ミッチー(男)T大学理学部数学科1年。体育会系。
メディック(男)医大生1年。頼りになる兄貴肌。けが人の介抱や緊急対応可能な実力者。
ザイン(男)他大学1年。国際文化学部ロシア専攻。文系。
上級生達 T大学サバゲ―部ではサバゲー通称名で呼び合うことが常識である。
2年生
ユウファ(男)&トンファ(男) 顔・動作がそっくりの双子。小柄ですばしっこい。
Sさん(男) サバゲ―部内で唯一の左利き。
3年生
ショットガン鈴木(男) 小柄。やたらとショットガンを勧める。
4年生
部長 You Shima.(男) T大学サバゲー部部長。経営学部。
佐竹さん(男)T大学理学部数学科。細体。メガネ。頭脳明晰。
シグさん(男)ヘビースモーカー。男も惚れる超筋肉質。
タワマン所有者(男) 都心のタワーマンションを所有。
OB達 (OGは無し。設立5年と短いため)
レオさん(男)自動車会社の息子。ヘビースモーカー。
お父さん(男)サバゲ部設立者。サバゲ―部のリーダー的存在。体がでかい、横にも縦にも。
お母さん(男)サバゲ部設立者。お父さんを支える。優しい大柄の男性。
サバゲ―フィールド運営者
藤本さん(男) サバゲーフィールド運営者。サバゲーに関することなら、なんでもやってくれる。30代後半。やや小太り。
ブルドッグ(オス) 藤本さんの犬。優しい。
【人数】
T大学サバゲ―部員の総員数 約90人(駒込が1年生夏時点)
新入生歓迎サバゲー参加部員数 約60人
【見どころ】
新入生歓迎サバゲーでは合計5回戦行われます。各戦闘ごとに、サクッと短時間で読める物語です。戦闘中は、弾丸の速度と共に、スピーディーに展開が繰り広げられていきます。また、フィールドでの臨場感を出すために、オノマトペを多用しています。
この物語を執筆するうえで、特に「緩急」を意識しました。
戦闘中の激しいスピード展開と、猫のいるまったりとした日常の対比。
他にも、科学や銃の知識や雑学をふんだんに詰め込みました。
工夫した点は、サバゲーの防具の為、青年達の顔がマスクやゴーグルで常に隠れる中、目や体の動き、立ち方や重心移動で彼らの気持ちを表現しました。
未熟な紳士淑女達がエアソフトガンを手にし、青春時代というフィールドを全力で駆け抜ける!
【文注】
この物語はフィクションです。
文中で用いる「銃」は「サバゲ―で用いられる、日本の法律(銃砲刀剣類所持等取締法)を順守したエアソフトガン」(文中では6 mm/0.20 g又は0.25 gのBB弾を使用し、発射パワーは上限0.98J)を指します。0.98 Jは「人にほとんど傷害を与えない威力」という定義です。各エアソフトガンに応じて、18歳以上使用可能などの対象年齢があります。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
暴力的な表現が含まれます。
性的表現が含まれます。
小説を書くのは私(ルアン桜)の人生で初めての為、商標等の権利がどの程度に当たるかが理解しきれていません。
万が一、侵害等に関しましては、全く悪意はありません。
皆様、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
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