勉強に向き合う少女と少年―2人はその言葉に一生懸命だった
期末テストで一番になれなかったら死ぬ/村井なお
鶴崎舞夕は高校二年生である。
昔の彼女は成績優秀だった。しかし昨年父を病で失った舞夕は、『報われない努力に意味があるのか』という疑念を抱き、以降は努力することを止めてしまう。
鹿島怜央は高校二年生である。
彼は成績優秀である。定期テストでは学年一位を取り続けている。鹿島は一年生最初の中間テストで一位をとった舞夕のことを気にし続けている。
夏も近いある日、舞夕は鹿島と出会う。
そして彼女は彼に惹かれていく。
彼の口にした一言が、どうしても忘れられなくて。
青春
- #切ない
- #学園
- #純愛
- #青春
- #恋愛
- #初恋
- #女主人公
- #高校生