修道女であるアストリットは、国王の側近であるジルヴェスターに見初められ、還俗してその妻になった。
ところが夫になったジルヴェスターは、初夜を終えると、見初めたとは思えない行動を繰り返す。
そんな夫に「えぇ……?」となりながらも、アストリットは家の中庭を薬草庭園に改造するという野望を持つようになる。
***
アストリット:メンタル鋼マイペース女。元修道女で、伯父の意向でジルヴェスターと政略結婚をするハメに。薬草づくりが大好き、生きがいであった。
ジルヴェスター:ブリューム辺境伯。アストリットを見初め、政略結婚という名目で同僚であるアストリットの伯父に圧をかけて彼女を手に入れる。新婚なのでフワフワな状態。普段は有能敏腕だけどみんなに嫌われて最後惨殺されるような冷徹なタイプらしい。ここだけの話、照れ屋さんぶりがひどいため、本人も悩んでいる。
マティルデ:ジルヴェスターの母。ヤバいし強い。ジルヴェスターの愛情表現の過多さは彼女遺伝。
ヘンドリック:アストリットの伯父。ゆかい。
*アストリットが作っているものが実際の症状に効くとは限りません……><
参考文献
ハイデローレ・クルーゲ著「ヒルデガルトのハーブ療法―修道院の薬草90種と症状別アドバイス」
野田弘志著「ドイツ修道院のハーブ料理:中世の聖女、ヒルデガルトの薬草学をひもとく」
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