母と暮らす猫、珠希。身体の星形マークのせいで、他の猫に「化け物」呼ばわりされ、いじめられる。母が死んでからは、絶望の日々をおくる。ある日、小学生の男の子(尊)と出会い、彼に恋をする。トラックに轢かれかけた尊を助けて死ぬ。
女神の力によって尊に再会するため人間として転生し、他の転生者(生田家)との共同生活が始まる。生田家のみんなと楽しい日々を過ごし、男の子との再会も果たす珠希。転生者の命を狙う管理局の局員が現れ、一時は退けるも、尊とのデート帰りに再び邂逅する。猫の力を使い脱出するが、猫の姿を見た尊から「化け物」と言われてしまう。生田家の皆に励まされ、尊と話をすべく家に向かうが、あったのは珠希が命を差し出せば、尊を解放するという内容の手紙だった。珠希は生田家の皆の力を借りて、指定された廃ビルに向かうが、檻に閉じ込められる。尊を助けたい一心で、猫の姿になり檻をぬけ、局員にパンチをお見舞いし失神させる。猫の姿を見て、珠希が自分を助けてくれた猫だと気づく尊。思いがあふれる二人は抱きあう。後日、珠希は生田家のみんなと尊も呼んでバーベキューをしている。珠希は生まれてきた喜びを感じる。