あの時代、壮絶な運命を生き切った横田競子とその愛を貫いた香月明。
二人の出会いが約束されたクロニクル・イン・マッドハウス…、秘話エピソードです!
”マッドハウス”でドン底の日々にあったアキラは、女ロッカー天理赤子の”機転と誘導”で専属バンドのサポートメンバーに抜擢されるのだが…⤵⤵
STORY:1980年代初め…、わずか4年間、バンドブームの象徴として東京埼玉県境に存在したライブハウス、”マッドハウス”…。
西の九州めんたいロックと双璧を成した、東のロックの殿堂…。
しかし、その実態は地元独立系ヤクザの雄、”相和会”幹部建田の経営する、周辺地権者の立退きを目的とした地上げ事業の拠点に他ならなかった。
建田の部下・間宮の手による悪質な客引きにの餌食となり、多額の損害賠償金を負わせれたアキラは、借金返済のためマッドハウスで雑用をこなすどん底の日々を強いられていたが…。
紆余曲折を経て、マッドハウス専属のロックバンド、”ロード・ローラーズ”の補助メンバーという道を辿る。
一方、”最後の地権者”泉典子の立退き交渉に難航し、建田の叱責を一身に浴びていた間宮は、アキラの”出世”へのを妬みに乗じ、その年の大みそか、忘年会の席で巧妙な手段を用い、最後の地権者折衝役にアキラを担ぎ出す…
かくて、やくざも恐れない難攻不落の”行かず後家の猛女”泉典子に、カタギのアキラが立ち退き交渉の最前線へ立つこととなるのだが…。