夫に裏切られたばかりか、旅先のペンションに放火され、命まで奪われてしまう妻の紅。
もうダメだと彼女が覚悟を決め、炎に包まれ意識を失う――が、次に気がついた時、紅は自分が夫に襲われてから数年が立っていた事に気がつく。
状況が分からず混乱する紅。
だが確実に覚えている感覚……それは自分がすでに〝二度死んでいた〟という事だった。
意味不明な感覚に混乱しつつも、これだけはハッキリとしていた。
それは自分を裏切り、若い女と自分を嵌め殺した夫への復讐と、二度目の死因の原因を探る。
この2つの動機が紅を復讐の鬼女へと駆り立てたが、実はそんな復讐心などは始まりにすぎなかった……
歪んだ愛
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