いきなり異世界へ召喚された泰河だが、モンスターの大王に食べられるために召喚されたという。しかし、そこへ小さなモンスターのククルが現れる。ククルは言うには、泰河はこの世界の均衡を保つ人が与えられたラクトとう存在なのだという。ククルは泰河を逃がそうとする。でも、それは失敗に終わり、泰河は死ぬ。
死んでしまうと、召喚される前日に戻る。しかも泰河は基本的に覚えていない。そして、再び召喚される。
僅かな記憶の感覚のおかげで泰河は何度目かの召喚で大王の居城から逃げ出すことに成功する。
ラクトとして、大王を倒さなくてはいけない泰河だが、泰河には大王を倒すことに躊躇う理由があった。