神の世界から追放された少年ユグミラデと死んだ身体の維持のため原初の鍵を守りながら商人をする青年ノーザークの二つの視点から原初の世界という様々な異世界の文化が集まる世界の謎に迫っていきます。
神から受けた呪いの効果のせいで感情を失ったユグミラデは永い時を経て素晴らしき仲間に出会い、旅を通じて様々な事件や人に出会い、失った感情を取り戻していく。
一方、鍵を守るため血生臭い日々を送るノーザークは今の生活から脱却を目的として闇の道を行く。
とうとう死んだ身体を復活させる方法を見つけるノーザーク。
それはもう一度赤子から人生をやり直すことだった。
迷うことなく人生をやり直すノーザーク、それから18年の時が経ち、生まれ返ったノーザークは感情を取り戻したユグミラデと再会し、過去の自分を探す旅に出る。
そこで無くした原初の鍵が一人の男、赦挫音《ゆるざね》によって生み出され、ノーザークのこれまで人生が赦挫音《ゆるざね》によって仕組まれた物であることを知る。
世界を裏から操る赦挫音《ゆるざね》を倒すべく、ノーザークは絶滅種族、赤き大地の民であることを受け入れ、ユグミラデと共に赦挫音《ゆるざね》を倒し、平和を勝ち取る。
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