敵は信長か?それとも父家康か! 乱世の不条理に敢然と立ち向かえ!夫も子もかえりみず、ひたすらにわが愛の道を貫
くのみ!!!
(あらすじ)
👣わたし(亀)は、政略結婚で、17歳のとき奥平家に嫁いだ。その城では、親信長派・反信長派の得体の知れない連中が、ウヨウヨ。そこで出会った正体不明の青年武者、小太郎。やがてその小太郎に、ひそかにわたしが愛を感じるようになり・・・
👣👣同い年で、幼なじみの大久保彦左衛門が、人妻のわたし(亀)に、「惚れとるだがぁ」と言い寄ってくる……その真意と目的は?
また、彦左衛門は、大陸の明国皇帝ゆかりの二人の皇女が日本へ逃れてきて、この皇女を手に入れようと、信長はじめ各地の大名が画策していると告げる。その陰謀の渦の中に巻き込まれ・・・
👣👣👣ついに、大久保彦左衛門は、わたし(亀)をさらって、堺へ。わたしは、なんと明国皇女に成りすまして、松永弾正の城へ。
そこで、松永弾正や旧知の仲間と再会する。
そして、謎の青年、小太郎の正体が少しずつ明らかになってくる……
👣👣👣👣わたし(亀)は、京で小太郎と結ばれる。夫に離縁状を送り、小太郎と二人で洛北で静かに暮らそうと思った。でも事態は意外な方向へ。ついに信長が、兄に切腹を命じたのだ。兄を救出すべく、わたし(亀)は、岡崎へ向かう。
そして、大久保彦左衛門と再会。すさんでのたうち回って苦しむ彦左衛門を立ち直らせるため、わたし(亀)は、彦左衛門と一夜をともにする。それは、あたたかい、やさしい交合(まぐわい)であった。
👣👣👣👣👣兄を救出するため、兄によく似た死体を探すように彦左衛門に告げる。わたし(亀)の奇想天外な計画を実行にうつし、そうして、安土城で、信長と対決する日が近づく・・・・
※2020年10月26日、歴史・時代ジャンル「2位」、ありがとうございます
2021年9月18日、「9位」感謝💬😊
(主な登場人物)
□わたし︰家康長女・亀
□徳川信康︰岡崎三郎信康とも。亀の兄。
□奥平信昌︰亀の夫。
□芦名小太郎︰謎の居候。
□奥山休賀斎(おくやまきゅうがさい)︰剣客。家康の剣の師。
□大久保忠教(おおくぼただたか)︰通称、彦左衛門。亀と同い年。
□詞葉(しよう)︰謎の異国人。父は日本人。芦名水軍で育てられる。
□芦名兵太郎(あしなへいたろう)︰芦名水軍の首魁。織田信長と敵対してはいるものの、なぜか亀の味方に。別の顔も?
□巣鴨(すがも)︰筒井順慶の密偵。
□あかし︰明国皇女・秀華の侍女
時代・歴史
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