柏木幸平は、妻を乳がんで亡くした。その３年後に、娘『桜』に小さなかわいい隠しごとをされた。でも、それはとても切ないものだった。それでも、娘を守っていくと、固く妻に誓い、大事に育てたつもりだった。
しかし、それはもろくも崩れ去った……。大事に育てた娘からの告白……。それは、幸平にとって耐え難いものだった。
そして、娘が産んだ孫『桜花』を残して、娘も妻の後を追うように亡くなってしまった……。
妻と娘が残した最後のメッセージ……。それは、これから一緒に生きていく孫の桜花との希望の言葉となった……。
妻から娘へ、そして、娘から孫へ……。切なくも希望に満ちたヒューマンドラマです。
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