舞台は中世風の異世界にある港町。
メロディ・スプリングウィンド16歳は、春の微風亭という宿屋の若女将だ。
ある日宿に、一人の小さなお客が訪れる。
ティアリンク・ポーケントッター６歳は、兵役を終えた父親と待ち合わせをしているのだという。
怯えた野兎のようなティアに、メロディは世話を焼く。
やがて宿代の尽きたティアは、父を捜しにいなくなってしまう。
後を追ったメロディはティアと再会した直後、凶悪な人さらいと遭遇。
二人の危機を救ったのは全高８ｍの鉄巨人、ティアの父ナカトだった。
彼はソウルアーマーと呼ばれる、戦闘機械兵だった。
父娘は宿の居候となる。
メロディは巨体を持て余すナカトに戸惑うも、穏やかな人柄を知るにつれて好意を抱く。
そんなメロディ達の前にナカトの以前の主人スカーレットが現れる。
彼女は隣国との開戦を伝え、ナカトを連れ戻しにきたのだ。
時を同じくしてティアが、ナカトを欲する別の貴族に誘拐される。
メロディとナカトはスカーレットの助力でティアを救出するが、ナカトは自分がティアやメロディと暮らすには、戦争から逃げるわけにはいかないと出征を決める。
メロディはティアと、彼の帰りを待つ決意を固める。
ラブコメ
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