田舎の城下町で『衆議院議員の妻』として暮らす紗姫(30)は、
「夫(37)の秘書と不倫した」ことを非難される。
紗姫は潔白だが、秘書は不倫の証拠を残して事故死した。
世間から誹謗中傷を受け、紗姫は離婚させられる。
裕福な実家は、義弟に乗っ取られて帰れない。
行き場を失った紗姫は、思わぬ人に助けられる。
「夫は不倫中で、紗姫と離婚したかった」
「秘書は、夫の不正を告発しようとしていた」
と知った紗姫は、すべてが夫の謀略だったと気付く。
夫の不倫と不正を暴き、秘書の無念を晴らし、
自身の潔白を証明するために、紗姫は復讐を開始する。