この作品は、『小説家になろう』に2019年9月から11月に投稿したものを、『魔法のiらんど』の仕様に改稿したものです。
ほぼ内容は変わりませんが、こちらに投稿するときに一つのエピソードをカットしました。
せっかくですので、ブログに載せてみようと思います。
エピソードといっても、登場人物紹介ですが笑
よろしければ参考になさってくださいませ。
○は家名、●は人名です。
ちょっと変わった名前ですが、イギリス・スコットランドの実在の地名や名前から取らせていただきました。
【本文】
○アイビン家
モーベン男爵の称号を持つ下級貴族。
領地はデイアラ王国東部モーベン地方の一部。
モーベン地方の中では最も広い領地を治め、筆頭領主を務める。
先祖代々モーベンに住む土豪。
男爵位を持つが、基本農家。多種多様な農作物栽培・畜産で生計を立てる。
経済状態はあまりよくないが、モーベン地方の中ではトップ。
●エマ・アイビン
主人公。明るいストレートの茶髪。光の当たり具合では金髪にも見える。薄青の瞳。
身長170センチ位。農作業で鍛えられ、筋肉質だがスタイルは悪くない。
15歳。グレンロセス王立学園5年(高校1年相当)
前世もち(斉藤優奈)で10歳で覚醒。
前世の記憶が克明によみがえり、幸せな恋愛と結婚に強い憧れを持つ。
勉強はあまり得意ではない。
イビスが兄なので美醜の評価が厳しく、自分が十人並みであると信じ込んでいる。
大家族の末っ子。兄二人、姉二人。溺愛されて育つ。
●イビス・アイビン
エマの兄。薄い金髪。プラチナブロンド。深い色合いの碧眼。身長は187センチ。
17歳。グレンロセス王立学園7年(高校3年相当)
超絶美形。並外れた美形ゆえに幼少期より誘拐未遂・強姦未遂数知れず。
農作業&自衛術でゴリゴリ鍛えている。
中身が伴わないといわれるのがイヤで成績も上位。生きてるだけで信望者ができてしまう。
スクールカースト最上位。老若男女年齢問わず遊びまくってます。
●ジャック・アイビン
エマとイビスの父。妻はモード・マクダナル。190センチ越えの大男。筋骨隆々。
農家のおっさん。人望 厚い。公明正大。2男3女の父。
第七代モーベン男爵。
●モード・マクダナル・アイビン
エマとイビスの母。170センチ位の小太りの農家のおばちゃん。
第12代オサリバン男爵アーサー・マクダナル子女。
○ソーン家
ソーン男爵位をもつ下級貴族。
モーベン地方の最奥、山脈に接するところに領地がある。雪深く、山から吹き降ろす風は強い。
環境的に厳しい場所。
主要産業は農業と畜産。
代々経済状態は悪い。
かろうじて体裁を保ってはきたが、近年は作物運用に失敗し、さらに投資による損失で多額の借金もあり破綻寸前だった。
アイビン家より援助を受け、持ち直しつつある。
●テオフィルス・ソーン
現ソーン男爵マルコム(マルク)・ソーン次男にして嫡子。黒髪黒瞳。身長は178センチ。
10歳年上の兄は消息不明。
16歳。グレンロセス王立学園6年(高校2年相当)
エマとイビスの幼馴染。
希代の天才。努力も欠かさない。人当たりもよく誰に対しても親切。
特待生で国からも返済不要の奨学金を受けている。
エマの父に実家を助けてもらったこともあり、モーベン男爵家を心棒している。
○ヴァーノン家
ヴァーノン商会の創立家であり経営者。
銀行業を手始めに、今では全ての産業の中核を担うほどまでに成長している。
デイアラを拠点に数カ国にまたがる巨大財閥《コンツェルン》を形成。
労働者階級ではあるが財力・権力ともに1国家以上のものを持つ。政財界の支配者。
モデルはロスチャイルド家。
●カレン・ヴァーノン。
ヴァーノン家本家当主の長女。濃茶色《ブルネット》の髪の美少女。
15歳。グレンロセス王立学園5年(高校1年相当)
ヴァーノン家という背景をかかえ、父母により敷かれたレールを歩むことに退屈している。
唯一の友人がエマ。
●ライオネル(レオ)・ヴァーノン
ヴァーノン家本家当主の長男。次期当主有力候補。濃茶色《ブルネット》の髪のイケメン。
18歳。グレンロセス王立学園7年(高校3年相当)
イビス、ウィンダム王子の友人。
女性関係が派手。
○マカダム家
デイアラ王国を治める王家。絶対王政から立憲君主制に移行し政治的な実権はない。
しかし国民の支持を集め君主として君臨している。
現王はグレアム4世。
王家特有の特徴として赤い髪。薄茶色《ヘーゼル》の瞳。
●ウィンダム・マカダム
グレアム4世とシャーロット王妃の間に生まれた第三子。王位継承権は4位。
12歳離れた兄アルフレッド王太子、10歳離れた姉グエンドリンがいる。
18歳。グレンロセス王立学園7年(高校3年相当)
イビス・ライオネルの友人。
鬱積した思いを女遊びでごまかしている。