終わった!
『Diamond』完結しました。
結構前に、「○○でダイアモンドが造れる」(ネタばれを避けたく思います)と聞いたことがあって、
それが何となく頭の隅にあったみたいで、別の機会に友達からめっちゃ嫌な女がいるという話を聞いて、
ある日突然にビックリマークが頭の上にぽん! と出現してできたおはなし。
私も、海外の知り合いにそういう人いる!
私はこんな人知ってる!
昔学校で一緒だった子に……
なんて、友達とみんなで盛り上がって、つなぎ合わせて作り上げたから
なんかユカは悪の権化のようになってしまったかも(笑)
彼女にしてみれば、自分の欲求に忠実で素直なだけなのかなとは思います。
でも時には、周りは辟易してしまう。
本人は気づかないけれど。
初めて挫折を味わっても、それに屈服しない。それどころか信じようとしない。
恐るべき強靭な神経。
「本命」は自分の欲求をかなえるための存在であって、だからこそ「あの男」呼ばわりのまま。
第三章くらいで初めて名前が出てくる。
その後も思い通りに事が運ばなかったことを怒りまくる。
真実を知っても、悲しんだり反省したりするよりもまず自分だけが知らなかったことに愕然とする。
ここまで自己チューだと逆に気持ちがいい。
ゆるぎない自信を持っているから自己愛も強いのかもしれないけれど、
自分も実際に努力して美しさや教養を保っているわけだから、称賛される価値はある。
でも何がいけなかったのかわからないあたりは、ちょっと同情する。
何がいけなかったのかと考えたあたりは、彼女も人間的に成長したのでしょうか?
真実を知った後に、彼女が変わるのか変わらないのか。
どっちだと思いますか?
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