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そら

2003年〜2010年までHP『モモと空』で連載していた『私とあたし』(ノンフィクション小説)  その後、読者様からすすめられた『旧魔法のiらんど内』でも、2010年(12月1日)〜2012頃まで連載。(いちお完結)

約10年ぶりに戻り、2022年1月から、新しい魔法のiらんどIDに移行中&10年振りに連載再開です。

昔のようにしおりはなかなか増えないけれど、たくさんのPVありがとうございま…

朝からコツコツ

コツコツ更新。
懐かしくて、独特の部屋の匂いをなんとなく思い出した。
一部抜粋『私とあたし』より。


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(腰いてぇ)

あたしは、ベットに横になった。いつものように携帯を隣に置く。

(ハル…何してるかなぁ)

その狭い『空間』にいると、むしょうに寂しくなる。
テレビも何もない。黒を基調とした小さな部屋。


あるのは壁際にあるベット。そして『その壁』一面の大きな鏡。
 

あとは黒い小さな丸テーブル。その上には、時間を計る為のタイマーとガラスの灰皿がいつも乗っていた。
 

それと、名刺やゴミ袋が入ったタンス。身長152センチのあたしの背丈より、少し低いくらいの。

ここには、汚れたタオルなんかも入れたりする。


すぐに次のお客がついた時には、慌ててココに汚れたタオルなどを放り込む。



もちろん、お客が逃げないようにと…部屋には『窓』も付いていない。

薄暗い『密室』だ。



あとは…シャワー室。

ボディーソープや『すけべ椅子』ローション、忘れちゃいけない『イソジン』なんかがある。

シャワー室のガラス戸を閉めても、隙間からモクモクとあったかい湯気がコッチに来る。

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