朝からコツコツ
コツコツ更新。
懐かしくて、独特の部屋の匂いをなんとなく思い出した。
一部抜粋『私とあたし』より。
↓
〜**···*・.・…*··*.…*··〜**···*・.・…*··*.
(腰いてぇ)
あたしは、ベットに横になった。いつものように携帯を隣に置く。
(ハル…何してるかなぁ)
その狭い『空間』にいると、むしょうに寂しくなる。
テレビも何もない。黒を基調とした小さな部屋。
あるのは壁際にあるベット。そして『その壁』一面の大きな鏡。
あとは黒い小さな丸テーブル。その上には、時間を計る為のタイマーとガラスの灰皿がいつも乗っていた。
それと、名刺やゴミ袋が入ったタンス。身長152センチのあたしの背丈より、少し低いくらいの。
ここには、汚れたタオルなんかも入れたりする。
すぐに次のお客がついた時には、慌ててココに汚れたタオルなどを放り込む。
もちろん、お客が逃げないようにと…部屋には『窓』も付いていない。
薄暗い『密室』だ。
あとは…シャワー室。
ボディーソープや『すけべ椅子』ローション、忘れちゃいけない『イソジン』なんかがある。
シャワー室のガラス戸を閉めても、隙間からモクモクとあったかい湯気がコッチに来る。
〜**···*・.・…*··*.…*··〜**···*・.・…*··*.
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
まだコメントがありません